【2024年度入試】全国の大学の主な変更点 全国の大学の2024年度入試での変更点をトピックスとともにご紹介。特に大きな変更があった大学の情報をまとめています。出願校検討の際や入試トレンドの確認にご活用ください。

この記事はYouTube動画の要点をまとめたものになります。
※一部本記事と異なる部分がございます。ご了承ください。

トピックス①データサイエンス・情報関連の学部・学科の新設が続く

2023年度入試では一橋大 ソーシャル・データサイエンス学部の新設がトピックスでした。2024年度入試では、秋田大や宇都宮大、千葉大など、多くの国公立大で学部・学科の新設が予定されています。

トピックス②東京工業大が学校推薦型・総合型選抜を拡大し女子枠を新設

東京工業大は2024年度入試、2025年度入試にかけて、学校推薦型・総合型選抜に女子枠を設けることを予定しています。学校推薦型・総合型選抜の定員枠のうち、2024年度入試では女子枠58人、2025年度入試では女子枠143人とする予定です。学校推薦型・総合型選抜の割合は2カ年で9.5%から22.1%に大幅に増加する見込み、かつ、女子枠と一般枠は併願ができるため、工学系統を志望する女子の受験生にとって狙い目となりそうです。
北見工業大や名古屋大も同様で、名古屋大では23年度入試から工学部の女子枠の学校推薦型選抜を導入しています。
また、お茶の水女子大では共創工学部の新設を予定しており、国公立大の女子大として奈良女子大に続く工学部の新設となります。

学校推薦型・総合型選抜を拡大する大学が多数

注目の1つは鹿児島大・農学部です。合計36人も学校推薦型を拡大する予定です。会津大や埼玉県立大も30人ほどの増加を予定しています。このように、年内入試が国公立大でも広がっている背景には、学校推薦型・総合型選抜を3割にするという目標を国立大学協会が掲げたことがあります。しかし、2023年度では目標に達していないこともあって、継続的に増やしていくことが国立大学協会の方針として出されているため、今後も増えていく可能性があります。

募集方式の変更や学部・学科の改組の影響がある大学

入試科目の変更や増減のある大学

2023.11.02